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毎日のセルフケアにハーブティーをプログラミングする
白雪姫の物語に、まま母の魔女が毒リンゴを作っている場面があります。大きな鍋には毒汁が煮立ち、息を吸うだけでも気絶しそう。しかし、できあがったリンゴは見るからにおいしそうで、香りも甘く、白雪姫は見事にだまされてしまいます。
鍋の中には、魔女が森や山を駆け巡り、長い年月をかけて知り尽くした薬草や香草、つまり、たくさんのハーブがブレンドされていました。善悪の判断はさておき、彼女はとても有能なハーバリストだったのです。
ところで、この場面には、ハーブの種類や扱い方によっては、健康に害を及ぼすかもしれないというメッセージが含まれている成分の作用や効能が高いということです。
ハーブの場合も同様です。ハーブに熱湯を注いで作ったハーブティーの場合、水に溶け出した成分は口から消化管を経由し、血液に運ばれて体内に巡り、細胞や組織に働きかけます。薬と同じようなルートと考えて良いと思います。香りの成分は鼻から大脳に入って脳の各部分に作用します。
ですから、病気治療を目的にしたメディカル・ハーブティーではないにしても、体の不調や心のトラブルを和らげるために飲用する時はもちろんのこと、気軽にハーブティーを楽しむ時にも、ハーブの種類や扱い方に十分注意する必要があります。
たとえば、妊婦が飲んではいけない、あるいは飲み過ぎてはいけないハーブは意外に多いのです。子宮を刺激したりホルモン的な作用をする成分は少量でもあなどれません。ほかにも、子供や高齢者、薬を服用している人、食事療法中の人にも配慮が必要です。味や香りの好き嫌いもあります。かといって気後れすることはありません。
まず、自分が飲んでみたいハーブをいくつか選びます。興味のあるハーブも加えます。図書館や書店でリストアップしたついでに、効能や注意事項・禁忌をチェックします。ハーブショップで実物を観察したり、店員と仲良くなるのも賢い手です。
ハーブティーは、医薬品のように、その日の内に効果が分かるといった即効性はありませんが、レシピによって変化する味や香り、色調などを観察しながら飲み続けているうちに、体に負担をかけずに症状が改善されていることに気づくかもしれません。そして、新しいオリジナルブレンドに挑戦したくなるに違いありません。ただし、ハーブの種類を増やしても、合計量は1杯分を越えてはいけません。ルール違反は厳禁です。
★ドライハーブ1g(ティースプーン1杯。花や葉指で軽く一摘み)
★熱湯200ml(水道水かミネラルウォーターの軟水。硬水は使用しない)
以上が1人分の分量です。種子や根など固い部分を使う場合は、潰したり細かく砕くと成分が出やすくなります。その場合は量を少なめにします。複数の人にサービスする場合は人数分を掛け算します。いずれの場合も専用の器にこだわらずに、愛用のカップや湯飲茶碗、急須やフタ付き鍋、茶こしなどを使って自分流のティータイムをデザインしましょう。
容器にハーブを入れ熱湯を注ぎ、フタをして3分、固い部分を使う場合は5分待ちます。両方をブレンドした時は成分が出やすい花や葉の量を2/3に位にします。
香りを楽しみ、少し熱さが落ち着いてから飲んだ方が、全体のハーモニーが味わえるように思います。感性が冴えてくるような気がするから不思議です。
ちなみに、伝説の魔女g愛用していたホウキはエニシダの枝だそで、図鑑で近縁種にホウキに使うのに最適な枝を持つハーブがあるという説明を発見し、大いに感動したことがあります。また、その花は麻薬作用があるので要注意のハーブでっもあるのですが、そういった植物を自由に駆使し心身をコントロールできる女性達に脅威を抱いた支配者達が、伝説に乗じて魔女狩りの口実にしたのでしょう。
ドライハーブの一片は、実に多くのことを語ってくれるのです。
毎日のセルフケアにハーブティーをプログラミングし、体力・気力のリセットとレベルアップに、ハーバルパワーを活かしてみませんか。 |
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| ドライハーブティーは真空パックか密封容器に入れます。ハーブ名と購入年月日を記入したラベルを張り、日陰の涼しい場所で保存します。 |
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| ハーブ特有の香りと薬効に植物の神秘を感じた人々は、そのたたずまいに想像力をかきたてられ、たくさんの物語を創ってきました。 |
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| ハーブの芳香成分が精油。純粋な植物油と数滴の精油がアロマスペースにもたらすヒーリング効果は計り知れません。 |
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